チョコからの妊活ライフ

チョコレート嚢胞の開腹手術を経て不妊治療に取り組むアラサー女子(?)の妊活日記

チョコレート嚢腫は体外受精の妊娠率に影響するの?

   

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子宮内膜症の1つ、チョコレート嚢胞を持っていると不妊になる可能性があるときはありますよね。
体外受精の妊娠にも影響があるのでしょうか?
今回はチョコレート嚢胞と体外受精の妊娠率についてまとめました。

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チョコレート嚢腫は体外受精の妊娠率に影響する?

よく子宮内膜症があると妊娠しにくいって言いますよね。
なので、チョコレートがない状態で妊娠できたら良いのですが、手術でチョコレートをとっても30%の人は再発してしまうそうです。
私もチョコレート嚢胞手術を受けましたが、1年後に再発しました。

現在も体外受精の治療中なのですが、先日の採卵時にチョコレート嚢胞があるとのこと!
やっぱりか…と、思いつつ、胚移植をするときに影響があるのか気になるところです。

もしチョコレートがあることで妊娠率が下がってしまうなら、何か治療してから臨んだ方が良いのだろうか?と思いますし…
ですが、チョコレート嚢胞があっても胚移植による妊娠率はチョコのない人と変わらないことがわかりました。
受精した胚を戻すのは子宮なので、卵巣周りに子宮内膜症があっても影響がないのです。

チョコレート嚢腫が妊娠に影響すると言われる理由

なぜ、チョコレート嚢胞が妊娠に影響するのでしょうか?
まず、卵巣チョコレート嚢胞によって、卵巣が腫れ、卵巣機能が低下するおそれがあります。
それによって卵胞の発育が悪くなったり、排卵が妨げられたりします。

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また、チョコレートの病変が卵巣や卵管周辺に癒着を起こすと、卵管が詰まってしまうことも。
卵管閉塞は卵子や受精卵がスムーズに運ばれないので、不妊につながってしまうのです。

体外受精においては、卵胞の発育の邪魔にならないため、また採卵をする際にチョコレートがあると邪魔なので、採卵前にチョコレートを吸引してから採卵を行うクリニックもあります。
私の場合はチョコレートがまだ小さかったことなどから、特に治療は行わずにそのまま採卵を行いました。

チョコレート嚢腫とチョコレート嚢胞の違いは?

「チョコレート嚢腫」と呼ばれることもあるけれど、「チョコレート嚢胞(のうほう)」が正しい呼び方だそうです。
腫瘍の摘出手術をしてくれた担当の先生がチョコレート嚢腫だと言っていたので、私もその呼び方でずっと使っていましたが、「チョコレート嚢胞」の方が正式でした。
子宮内膜症の本にも「卵巣チョコレート嚢胞」と記載してあります。

まとめ

妊娠を希望する場合、子宮内膜症の1番の治療は妊娠と言われることがあります。
確かにそうなのですが、体外受精治療もなかなか進まないんですよね。
チョコレート嚢胞が大きくなると、アルコールで固定したり、腹腔鏡手術になります。
診察をするときは、毎回チョコレートが大きくなっていないかハラハラです^^;
同じような方も多いのではないでしょうか。

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 - チョコレート嚢胞