セントマザーで自己注射 私の体験談!打ち方や注射の感想

セントマザーで自己注射を初体験!
病院から受けた説明や、実際に打った感想などをお伝えします。
もくじ
セントマザーでは自己注射ができる
セントマザーでロング法で採卵しました。
セントマザーは、通院での注射か自己注射かを選ぶことができます。
以前通っていた病院では自己注射がなかったので、毎日病院に通うのが地味に大変だったんですよね。
土日などは救急窓口になるので待ち時間は長いし、休日は潰れるし…
自己注射なら自分の好きなタイミングで打つことができるのがいいですね!
セントマザーでは卵が大きくなるまでは自己注射で育てて、後半ではモニター病院でモニターをしてもらいながら注射を続けます。
自分で注射するのは初めてだったのでできるか不安でしたが、注射指導があったので自分でもできるようになりました。
セントマザーでは初診で治療方針が決まったら、すぐに治療に入ることができます。
DVDを見る
自己注射の説明のため、セントマザーでDVDを見ました。
動画で注射の手順や注意点が説明されたので、とても分かりやすかったです。
この動画DVDは持ち帰りセットに入っているので、自宅で繰り返して見ることができます。
自己注射のレクチャーを受ける
その後、看護師さんからの自己注射のレクチャーも受けました。
実際にシリンジ(注射器)を使って片手だけで吸引する練習や、シリンジ内の空気の抜き方などを練習しました。
なかなか片手で操作するのは難しく、いろんな手の形で何度も練習しました。
持ち帰りセット
こちらは持ち帰りセットです。
今回はロング法での治療で、生理5日目から自己注射が始まります。
・自己注射についてDVD
・シリンジ(7日分)
・HMGと溶解液(5日分)
・HCG(1日分)
・アルコール綿(14日分)
・絆創膏
・プラスティック容器
すべてがプラスチック容器に入っているので、バラバラにならず管理がしやすいのがいいですね。
HCGのみ冷蔵庫保管です。
体外受精 自己注射の打ち方
自己注射ではペン型のシリンジもあるようですが、セントマザーで普通のシリンジになります。
1日分のHMGのセットはこれだけです。
注射液を準備する
まずアンプルの上の部分をアルコール綿で包み、パキっと割ります。
病院での練習の時は怖くてなかなか折れませんでしたが、慣れるとパキッという音が気持ち良いです。
次に溶解液をシリンジで70のメモリまで吸引します。
自己注射の指導にも強く言われましたが、針先の扱いには超慎重になります。
針先はアンプルの中以外に触れる事は絶対にしてはいけません。
もし他の場所に当たってしまうと、もうそのシリンジは使えず、新しいものと交換することになります。
溶解液が吸引できたら、HMGのアンプルに注入します。
私はついついよく混ぜないと…と、アンプルを振ってしまいますが、手で振って混ぜようとしてこぼれたことが2回…。汗
無理に混ぜようとしなくてもきれいに混ざるようです。
HMGが全て吸入できたら、シリンジを指で弾いたりして、余分な空気を抜きます。
注射する
いよいよ注射です。
注射場所どこでも良いそうなのですが、おへそ周りの皮下脂肪が痛くないので皆さんこちらに注射されるようです。
私もすべてお腹周りに注射しました。
まずは服を落ちないようにめくって、注射する部分の周辺をアルコール綿で消毒します。
使用するアルコール綿はアンプルを割ったものとは別の新しいものを使いましょう。
皮下脂肪を左手でつまんで、右手で90度の角度で刺します。
針先は根元まで皮膚につけても良いそうです。
私は経験ありませんが、刺した瞬間にしびれを感じる場合は神経に当たっている可能性があるので別の部位に刺し直しましょう。
内筒を少し引いて血液の逆流がないことを確認して、薬液を注入します。
すべて注入した後、3秒数えてゆっくり針を抜きます。
針を抜いたらアルコール綿でしっかり押さえて出血が止まったら絆創膏を貼って終了です。
自己注射の感想
注射を打つってかなり緊張しますね。
なかなか思い切りがつかず、何度もためらいながらやっと注射することができました。
旦那さんに注射してもらう人もいるそうです。
気になる痛さですが、刺した瞬間はそうでもないですが薬液を注入するときが痛いですね。
筋肉注射と同じくらい痛いです。
あまりに痛すぎて、初回の注射は3秒待たずにすぐに抜いてしまいました。
ただ後を引く痛みではないので、すぐに回復できます。
病院で何時間も待って注射してもらうより、自分で自己注射する方が私には合っているみたいです。
自己注射後の注意点
使用後のシリンジ・アンプルは全て病院に返却しなければいけません。
勝手に捨てないように注意しましょう。