体外受精採卵後 生理はいつ?早い?遅い?その理由は?

体外受精の採卵後に全胚凍結をした場合、いつ生理が来るのでしょうか?
一般的には早く来るのか遅く来るのか?また、私の経験談をお伝えします。
もくじ
体外受精の採卵後 生理はいつ来るの?何日目?
採卵をしたその周期に卵を戻すことを新鮮胚移植、一旦すべての受精胚を凍結して数周期後に戻すことを凍結胚移植といいます。
統計的に凍結胚移植の方が妊娠率が良い結果が出ており、全胚凍結を選択される方も多いでしょう。
全胚凍結をした場合、次の生理がいつなのかすごく気になりますよね!
全胚凍結後の生理は早い?
普段の周期では、排卵日から14日前後で生理が来る方が多いと思いますが、採卵後に全胚凍結をした場合、一般的には生理は早く来ると言われています。
採卵日の翌日から数えて1週間~10日後と説明される病院も多いようです。
実際に生理が早く来た!という人もいれば、遅く来た!と言う人もいるようです。
その違いは一体何なのでしょうか?
採卵後 生理は早い?遅い?その理由は?
採卵後 生理が早い理由
採卵後に生理が早いとされている理由はなんなのでしょうか?
これは採卵のときに卵胞液が一緒に注入されてしまい、黄体ホルモンの分泌が減少するためだとされています。
黄体ホルモンは着床を助ける役割をし、生理開始時には分泌量は減少しています。
採卵によって黄体ホルモンの分泌量が少なくなると、もう生理に入るのだと体が判断し生理が早く来てしまうのです。
採卵後 生理が遅い理由
黄体ホルモンの分泌量が少なくなければ、いつも通りのタイミングで生理がくるはずです。
採卵後に薬を使って黄体ホルモンの補充をしていると、生理が遅く来ることもあります。
採卵後 生理が遅い!遅れてきた私の場合
私の場合、採卵後は生理が遅れてきました。
採卵後にホルモン補充を行っていたのも理由の1つかなと思います。
今通っているクリニックでは、採卵後は新鮮胚移植・凍結胚移植、どちらの場合でもホルモン補充を行います。
凍結胚移植を希望していても培養した胚の状態によっては新鮮胚移植になる場合もありますし、全胚凍結が決まった後でも次の月経を起こす目的で、継続して14日間服用するように言われています。
私も全胚凍結にしましたが、採卵日から14日間は毎日、黄体ホルモン剤(ルトラール、プラギノーバ)を服用しました。
そして服用をやめて3日後に生理が始まりました。
採卵日から17日後、通常の生理は14日でいつも来ていたので、3日遅くなったことになります。
薬を処方されなくても遅れることがある
私の場合はホルモン補充をおこなっていたので遅くなったと考えられますが、何の薬も使わなくても生理が遅れることもあります。
数日程度の遅れならよくあることですが、 何週間も遅れる場合は無排卵月経になったなど他の原因が考えられるので病院で相談された方が良いでしょう。
まとめ
いつもの周期より生理が早くなっても遅くなっても、何かおかしいんじゃないか?と心配になりますよね。
特に、初めて採卵や移植などをしたときは、些細なことでもとても気になってしまいます。私もそうでした。