ミトコンドリアを活性化させる方法!【10個】増やすには?
2017/11/15

細胞内の10%を占めるミトコンドリア。ミトコンドリアは加齢とともに数が減少したり、活動力が低下したりします。妊活においてもミトコンドリアの活性化は大事な問題です。
ミトコンドリアを増やし、活性化させるにはどうしたら良いのでしょうか?今日からできる方法をまとめました。

もくじ
ミトコンドリアを活性化させる方法
若い頃より「体力がなくなった」「疲れやすくなった」「太りやすくなった」などの体の変化を感じませんか?
これらの体調の変化の原因は、一般的には加齢だと言われています。ですが、代謝低下の原因は加齢だけではなく、ミトコンドリア不足が原因かもしれません。ミトコンドリアが不足し十分に活動できないと、エネルギーがうまく作られず、疲れやすくなります。
また、からだに不要な栄養素を分解できずに中性脂肪として体に溜まりやすくなったり、過剰な活性酸素を発生させてしまったりします。
活性酸素が過剰な発生は、妊活においても卵の質低下や精子の運動量低下を招きます。そのため、ミトコンドリアを活性させることが重要なのです。
年齢を重ねてもミトコンドリアの数を増やし活性化させることができます。簡単にできるやり方を集めました。
空腹の状態にする
空腹の状態になると、ミトコンドリアは体内のエネルギーが不足していると認識し、エネルギー源となるミトコンドリアを生成します。普段、お腹がパンパンになるまで食べている人は、腹八分目を意識しましょう。
適度な運動をする
体に軽い負荷をかけることで、ミトコンドリアはたくさんのエネルギーを作ろうと働きます。1日2時間の有酸素運動を1週間続けると30%のミトコンドリアの量が増えると言われています。
2時間は無理かもしれませんが、隙間時間にちょこちょこ運動してもミトコンドリアの増加スイッチをオンにすることができます。
隙間時間に運動するコツは、少しきつめの運動を1分続けるだけです。
移動中は階段を使う。通勤や買い物に行くときは1分間早歩きをする。自宅では階段などの段差を利用し、気がついた時に踏み台昇降する。スクワットを10回するなどです。
運動するときは、動けなくなるほど激しい運動をしないようにしましょう!激しい運動を長時間すると体に負担がかかりすぎて、ミトコンドリアの天敵である活性酸素を余計に発生させてしまいます。
過剰な活性酸素は細胞を傷つけたり、壊してしまったりして老化の原因とも言われています。
背筋をピンと伸ばす
普段の生活の中でも簡単にミトコンドリアは増やすことはできます。デスクワークが多い人は、背筋をぴんと伸ばしましょう。
ミトコンドリアは背筋と太ももの筋肉に多く含まれています。足を組んだり猫背で座るよりも、背筋を真っ直ぐに伸ばした状態が良いです。
最初から長時間は無理でも気がついた時に姿勢を意識していれば、だんだんと普段の姿勢が良くなってきますよ。
太陽の光を浴びる
目が覚めたらまず太陽の光を浴びましょう。時間がないときは5分でもOK!ミトコンドリアを活性化させることができます。
また、太陽の光を浴びることで体内時計をリセットする働きがあります。私たちの体内時計は1日25時間とされており、1時間のズレを修正してくれるのが朝日なのです。
太陽の光を浴びことで、セロトニンやメラトニンというホルモンも作られます。セロトニンはハッピーホルモン、メラトニンは睡眠ホルモンとも呼ばれますね。この2つのホルモンは活性酸素を除去する働きがあります。
深呼吸する
激しい運動や、体に負荷が大きすぎる運動はよくありません。短時間に大量の酸素を吸い込むと、エネルギー変換できなかったものは活性酸素として排出されてしまうからです。
健康のためジョギングをしている人も多いと思いますが、笑顔で話ができるぐらいのゆっくりペースのほうがミトコンドリア活性化には良いです。
普段の生活の中でも休憩時間に深呼吸をするなど、呼吸を意識するとよいでしょう。
リラックスできる時間を作る
自律神経には、緊張したときに働きが優位になる交感神経と、リラックスした状態のときに優位になる副交感神経があります。人間関係や仕事のストレス、深夜までのテレビやスマホなど、私たちは気づかないうちに交感神経優位の状態が続きやすくなっています。
自律神経が優位になると、体は戦闘モードとなり血管が収縮してしまいます。血管が収縮すると、手足が冷えたりするように、血行が悪くなってしまいます。
血行が悪い状態はミトコンドリアにとってもよくありません。なぜならミトコンドリアの栄養素である酵素やブドウ糖は血液が運ぶからです。ミトコンドリアの数を増やしたり、活発化させるためには血行をよくすることも重要なのです。
血行良くするためには、自律神経のオンオフを切り替えることが大事になります。お昼休みにはスマホで目を酷使するのではなく、5分でもよいから目を閉じリラックスする、寝る前は照明を暗くする、アロマを利用する、など、自分なりのリラックスタイムを持つようにしましょう。
入浴する
入浴することで体が温まります。体が温まると、ミトコンドリアの生産性がアップ、免疫力も上がります。
湯船につかりリラックスすることで副交感神経スイッチを入れることもできますので、できればゆっくり湯船につかることをおすすめします。
水素水を利用する
アンチエイジングによいとされる水素水は、ミトコンドリアの活性化にも有効です。水素には体内の過剰な活性酸素を取り除き、ミトコンドリアを活性化させる働きがあることがわかってきました。
私の妊活中の友人も、毎日水素水を飲んでいると言います。水素水の状態を保つのは難しいので、メーカーや容器の形についてかなり調べたとのこと。私の友人が飲んでいるのは、伊藤園の水素水です。
ミトコンドリアを増やす食事
食事では、活性酸素を除去する抗酸化作用のある食材を積極的に摂りましょう。
フィトケミカル
・リコピン:トマト、すいか、さくらんぼなど
・ポリフェノール:カカオ、赤ワイン、ブルーベリーなど
・イソフラボン:大豆、豆乳、豆腐など
・ペクチン:りんご、みかん、あんずなどビタミン類
・β-カロテン(ビタミンA):緑黄色野菜(かぼちゃ、ほうれん草、ニンジンなど)
・ビタミンC:じゃがいも、いちご、レモン、キウイフルーツなど
・ビタミンE:ナッツ類、アボカド、ブロッコリーなどミネラル類
・亜鉛:牡蠣、小麦胚芽、レバーなど
・セレン:大豆、玉ねぎ、魚介類など
ファイトケミカルとは、野菜や果物など植物性食品のアクなどの成分から発見された化学物質です。抗酸化力や免疫力のアップなど、健康維持や改善への期待が高まっています。
サプリメントで対策する
ミトコンドリアを増やす生活習慣についてお伝えしました。しかし忙しい日々の中で、これを続けるのはなかなか難しいのが現実ではないでしょうか。
ミトコンドリアを手軽に活性化させたいという方にオススメなのが、サプリメントの活用です。サプリメントであれば毎日飲むだけで習慣ができるので取り入れやすいですよね。
ミトコンドリアサプリで妊活中の方に人気なのが「ミトコプラス」です。
妊活情報誌にも何度も取り上げられています。
ミトコプラスは、ミトコンドリアの効果が実証されている成分をたっぷり含有し、男性用女性用それぞれの妊活をサポートします。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
ミトコンドリアを活性化させる方法は色々ありますね。はじめから完璧にしようとするとストレスになってしまうので、無理せずできるところから始めましょう。