チョコからの妊活ライフ

チョコレート嚢胞の開腹手術を経て不妊治療に取り組むアラサー女子(?)の妊活日記

不妊治療中に親知らずは抜歯すべき?妊娠中の治療や抜くタイミングはいつ?

   

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不妊治療中、親知らずはそのままでよい?それとも抜歯した方がいいのでしょうか?
妊活中の親知らずを抜くタイミングと、妊娠中の抜歯について私の体験談を交えながらお伝えします。

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不妊治療中に親知らずは抜歯すべき?

左の親知らずは高校生の時に抜いていたのですが、右の親知らずが残っていたんですよね。
レントゲンで撮ると歯茎に完全に埋まっている埋没歯というもの。
真横に生えていて、奥歯を後ろから押す形になっています。

体外受精の胚移植に3回トライしたものの全く陽性が出ず、この機会に親知らずを抜くことにしました。
もしかしたら今授からないのは、歯を治療しなさいと言うことかとも思って。

かかりつけの歯医者さんに妊娠中の親知らずの抜歯について相談すると、「それは妊娠前に治療しておくのがいいよ」と言われました。

妊娠するとホルモンバランスが変わって、急に親知らずが痛み出す人も多いのだとか。
実際に「妊娠中に親知らずが痛くなった」という口コミもたくさんありました。

「急に親知らずが疼いてきたので抜歯したら、その直後に妊娠がわかり、びっくりしました」

「妊娠中に親知らずが痛くなったけど、痛み止めを使うこともできず辛かったです」

「卒乳してから抜歯しようと思っていたのに、口が開かないくらいに腫れてしまい、母乳を中断しました。早く抜いておけばよかったです」

でも妊娠中にレントゲンを撮ったり、麻酔をしたりすることに抵抗がある人も多いのだそうです。
以下は、親知らずの抜歯について歯医者さんに聞いた話になります。

親知らずは妊娠中に治療できる?

かかりつけの歯医者さんに聞くと、「妊娠初期は体の組織を作る大事な時期なので、親知らずの抜歯は避けた方が良いですね」とのこと。
「時々妊娠していることに気づかず、親知らずを抜いてしまう人もいて、僕が見た患者さんでは問題なく出産されていますが、ご本人的には、後から妊娠に気づいたら色々不安になるかもしれません」とのこと。

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※妊娠判明までの妊娠超初期の期間については、あまり影響がないとも言われています。

また、妊娠後期になると歯科治療が刺激となって早産や流産につながることもあるので、やはり親知らずを抜歯しない人が多いのだそう。
そのため、妊娠中に親知らず抜歯する場合、安定期と言われる妊娠中期に行う人が多いそうです。

自分だったらどうだろう?と、考えてみますが、たとえ妊娠中期で病院の先生が少量のレントゲンや麻酔なら影響ないと言われても、無事に子供が生まれてくるまでは不安になると思います。

親知らずを抜くタイミングはいつ?

東洋医学的には、親知らずが不妊症と関連があるとおっしゃる先生もいます。
不妊の原因の3分の1は原因不明だと言われていますが、自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れに親知らずが影響を与えているのではないかという考え方です。

実際に親知らずを抜いたことで、生理不順が治ったとか、朝の目覚めが良くなったという人もいるそうです。
もしそれが本当だとすれば、親知らずを抜くことも不妊治療の一環になりますよね。

確かに親知らずを抜かなくても全く問題なく妊娠されている方も多いですし、親知らずをすべて抜いても妊娠していないという方もいるでしょう。
ですが、親知らずを抜くだけで、親知らずについてのストレスは解消されるわけですから、体に良い影響も期待できます。

私も親知らずを抜いてからは、これで妊娠中に痛くなる心配がなくなったとかなりすっきりしましたし、いつ妊娠しても大丈夫!と、治療に前向きになりました。

そのため親知らずの抜歯に悩んでいる人には、気分転換のためにも早めに抜いてしまうことをおすすめします。
早生まれを避けたいので不妊治療をお休みするときでもよいでしょうし、金銭的や気持ち的にお休みしたいときにも良いのではないでしょうか。

おわりに

不妊治療していると、1周期でも無駄にしたくないという気持ちはとてもよくわかります。
ですが、気持ちばかりが焦っていてもなかなかうまくいかないですよね。
親知らずが気になっているなら、サクッと抜いてしまうのが良いと思います。

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