自然周期で凍結胚移植 メリットとデメリット!私の体験談

凍結胚移植を戻すとき、自然周期が良いのか?それともホルモン補充周期が良いのか?
自分で選択しなければいけないとき、どちらが良いか迷いますよね。
今回は自然周期で移植するメリットとデメリットについて、私の体験談も交えながらお伝えします。
もくじ
自然周期での移植するメリット
自然周期とは薬などを使わず、ひたすら排卵日を待って移植日を決定する方法です。
自然周期で移植するメリットはこちらです!
薬を使わなくてよい
ホルモン補充周期で使う薬はいろいろ種類があります。
エストラーナテープのような貼り薬や内服薬、注射、膣座薬などなど。
私も経験がありますが、面倒だったのは膣座薬と注射ですね。
1日3回の膣座薬はなかなかのストレスでしたし、 2日に1回の注射のために休日も病院に通わなければいけなかったりもしました。
自然周期では薬を使わず、ほぼいつも通りに生活すればよいのでとっても楽です。
治療費が安く済む
注射や薬を使わないので、その分費用を安く抑えることができます。
タイミングを取ることもできる
排卵日にあわせてタイミングを取ることもやろうと思えばできます。
双子のリスクはアップしますが。
自然周期で移植するデメリット
一方、自然周期で移植するデメリットです。
通院回数が多くなる
自然周期の排卵日決定は、2通りやり方があります。
主席卵胞が一定の大きさまで育ったら注射を使って排卵させるやり方と、全く薬を使わず排卵を待つやり方です。
私の通うクリニックでは、後者のやり方でしたので、ひたすら排卵を持ちました。
すぐに排卵すればよいのですが、なかなか排卵しないと通院回数が多くなります。
土日などを挟むこともあって、病院に行けない日もありました。
尿検査はある
私が通っているクリニックでは、排卵日の決定を尿検査、エコー、基礎体温の3つで決定します。
尿検査は1日3回でした。
8時間毎と決まっていたので、外出先するときに紙コップと容器を持ち歩いたり、これはこれで大変でした。
予定が立てにくい
排卵日に合わせて移植が決定されるので、ギリギリにならないとわかりません。
早くわかっていれば仕事の休みの調整などもできますが、自然周期の場合はなかなかスケジュールが立てられません。
排卵日が特定できないと見送りになる
自然周期は排卵日がすべてです。そのため排卵日が特定できないと見送りになってしまいます。
私もちょうど連休中に排卵日になりそうで、2日受診できなかったときは、「排卵日がわからず見送りになったらどうしよう…」と、かなり不安でした。
排卵しない場合もある
たまに排卵せずに黄体化未破裂卵胞になってしまうこともあります。
排卵しなかった場合は、移植が見送りになる場合もありますし、ホルモン値が問題なければ予定通り移植することもあります。
まとめ
私の通っているクリニックでは、自然周期の方が妊娠率が良い傾向があるようです。
40歳以下の場合、最初は自然周期でトライするようすすめられます。
(40歳を越えてくると、黄体ホルモン値が減少したりするため、ホルモン補充をする人が多いです)
ただ、自然周期で移植できそうな時点で、もともと生理周期が一定の間隔であるとか、ホルモン値に問題がないとかコンディションが良い状態なので、一概に自然周期の方が妊娠率が高いとは言えないのではないかとも思います。